
ハンタウイルスの集団感染が疑われているクルーズ船をめぐり、あらたに1人の感染が確認され、感染者はあわせて6人になりました。クルーズ船が寄港予定の島では乗客らの下船に向けて準備が進められています。
ハンタウイルスによる集団感染が疑われているクルーズ船「MVホンディウス号」。
10日にスペイン領のカナリア諸島・テネリフェ島の港に到着する予定で、島では下船する乗客の退避オペレーションに向けて急ピッチで準備が進んでいます。
記者
「クルーズ船はこの港の沖のあたりに停泊するとされています。準備が出来次第、小型ボートで乗客を下船させるということです」
港湾局の責任者
「日曜日の早朝に船は着きます。夜間は一切作業はしません。準備は船長が担当し、作業は日中に行われます」
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責任者は、「船が港に接岸することはなく、移送する航空機が準備出来ていない国籍の乗客は降ろさない」と強調しています。
クルーズ船に乗船している日本人1人については…
港湾局の責任者
「(Q.日本人についての情報は)日本人について情報はありませんが、日本政府から連絡があり、日本政府の指示にしたがって(日本人を)避難させる予定です」
クルーズ船をめぐり、WHO=世界保健機関は8日、あらたに1人の感染が確認され、これまでに6人が感染、2人に感染の疑いがあると発表しました。
このうち3人が死亡していて、感染した6人からはヒトからヒトへの感染が稀に起きるとされている「アンデス株」が確認されたとしています。
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こうしたなか島の中心部では…
記者
「こちら現地時間正午すぎです、いま州庁舎の前でデモが行われています。寄港に反対する人たちが抗議活動を行っています」
下船する乗客が地元住民と接触しないということをカナリア諸島の自治州政府も説明していますが、港で働く関係者らは「船が寄港する間、仕事ができなくなる」と抗議の声をあげています。
港湾関係者
「“自治州首相が私達からパンを奪う”と書いた。船の修理をしているので仕事がしたい」
「クルーズ船がテネリフェの港に来ることが心配です。声をあげないと伝わらないので、デモに参加しました」
地元の港湾局は、全員がクルーズ船から降りるのには、24時間から48時間かかるとしています。
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