
ユウタは私の注意も聞かず、ソファを占領してスマホゲームに没頭。夕食に文句をつけ、冷蔵庫を勝手に開けてビールを取り出し……。脱ぎ捨てた靴下もそのままリビングの床に落ちています。私はやるせない気持ちでそれを拾い上げました。
仕事が決まれば出ていくはずだし、それまでの我慢。私が少し頑張ればいいだけ。だってお姉ちゃんなんだから……。私は必死で自分に言い聞かせます。夜中には、リビングから漏れるゲームの爆音とユウタの大声で目が覚めました。
私は結局断ることができず、ユウタをわが家に受け入れることになりました。けれどユウタは着くなりソファに寝転んでゲーム、タダ飯を食らってビールを飲み散らかす始末です。脱ぎ捨てられた靴下を拾いながら、ため息をつきました。こんな事態になっても、私は「お姉ちゃんだから我慢すべき」という呪縛に縛られているのです。
そして夜中にはゲームをするユウタの騒音で目覚めました。日々の仕事に家事に、子育て。そこへさらにユウタという「大きな子ども」の世話が加わったことを痛感して、私は気持ちが重くなってしまうのでした。
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