主将としてスイス代表を牽引するジャカ(中央)[写真]=Getty Images スイス代表がワールドカップで72年ぶりにベスト8進出を果たした。
FIFAワールドカップ2026・ラウンド16が現地時間7日に行われ、スイスはコロンビア代表と対戦した。ヨハン・マンザンビを欠いた攻撃陣は不発に終わったが、守護神グレゴール・コベルを中心とした堅守でコロンビアの攻撃をシャットアウト。延長戦までスコアレスで戦い抜くと、PK戦ではコベルがスーパーセーブを披露し、準々決勝進出を果たした。
スイスがワールドカップ準々決勝に駒を進めるのは、自国開催の1954年大会以来72年ぶり。今大会は派手さはないものの安定感と堅実さが光り、初戦でカタール代表と引き分けた後、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表、カナダ代表、アルジェリア代表を撃破している。
10番を背負うキャプテンのグラニト・ジャカは「今の世代は特別だと思っている。いつかまた同じような世代が現れることを願っているが、こうしたグループの登場を僕たちは長い間待ち望んでいたんだ」とコメント。現在のチームへの自信を強調しつつ、次のように言葉を続けた。
「僕たち経験豊富な選手は若手選手から刺激を受けているし、同時に日々のトレーニングや試合において、自らの行動で模範を示さなければならない。もちろん、経験を伝えるようにはしているが、何よりも伝えたいのは『小国であっても、このレベル、つまりトップレベルのサッカーにおいては何でも可能だ』というメンタリティーだ。コーチングスタッフから最後の選手に至るまで、自分たちが成し遂げたことを誇りに思って良いはずだ」
また、ラウンド16突破の立役者となったコベルも「これほど大きな大会で小国である僕たちが成し遂げていること。それは本当に素晴らしい体験だし、信じられない。チーム全員にとってとてつもな偉業だと思う。今この場所にいることをこれ以上ないほど誇りに思う」と口にしている。
準々決勝の相手は前回王者アルゼンチン代表。過去の対戦成績は2分5敗で、最後に対戦したFIFAワールドカップブラジル2014のラウンド16では延長戦の末に敗れている。初のベスト4進出がかかる大一番に向けて、コベルは「素晴らしい成果だが、ここで終わりではない。まだ試合を続くし、これからも歩み続ける」と強調した。
【ハイライト動画】守護神コベルが大活躍! スイスが72年ぶりの準々決勝進出