
私は義母の言葉を聞きながら、心のなかで静かに頷きました。お下がりを断ったのは、私がケチだからでも、ヒロユキくんを困らせたかったからでもありません。私にとって大切な家族の思い出や親の愛情を、まるで使い捨ての道具のように扱う無作法を許容できなかっただけなのです。
その夜、帰宅した夫とも話をしました。ヒロユキくんからしたら、私は冷たくて残酷な人なのかもしれません。しかし人から奪うことばかり考えていては、本当の幸せは掴めないと思うのです。「親戚という縁は切れないけれど、安易には踏み込ませない」。それが私なりの決断でした。
買い物袋を提げて歩くヒロユキくん夫婦の姿を見かけた私。迷いましたが、声をかけることはしませんでした。
家族の思い出や愛情が詰まったベビー用品たちへの無作法を許せなかった私は、ヒロユキくんとはこのまま一線を引いておきたかったのです。感謝も敬意もない相手とは、以前のような関係には戻れません。
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原案・ママスタ 脚本・motte 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび

