フェラーリ、SF90ベースのワンオフモデル『CZ26』を発表。1970年代の意匠を現代に再構築

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2026年08月14日 17:30  AUTOSPORT web

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2026年8月13日にアメリカ、モントレーで発表された最新ワンオフモデル『フェラーリCZ26』
 フェラーリは8月13日、アメリカ・カリフォルニア州のモントレーにおいて、スペシャル・プロジェクト・プログラムの最新作となるワンオフ・モデル『フェラーリCZ26』を発表した。

 フラビオ・マンゾーニ率いるフェラーリ・デザイン・スタジオが、あるアメリカの顧客のために開発したこの車両は、スーパースポーツ・ベルリネッタの概念を本質的かつ未来的なデザイン言語で再解釈した、きわめてパーソナルなビジョンを体現している。

『CZ26』のスタイリングは、1970年代のイタリアン・インダストリアル・デザインの原則を現代的な視点で再構築したものだ。水平基調のラインが際立つ2ボックスのシルエットを持ち、カプセルのような中央の質量を、筋肉質なホイールアーチが支える構造だ。

 フロントには、超薄型ライトユニットやブレーキエアインテークを統合したフル幅の機能的グリルが配置され、大胆な垂直のリーディングエッジが力強い存在感を放っている。一方、リヤには“コーダ・トロンカ”と張り出すように配されたテールライトが採用され、彫刻的な美しさと軽快さを両立させている。

 技術面では、ベース車であるプラグインハイブリッド(PHEV)モデル『SF90ストラダーレ』の動的特性と性能を継承している。パワートレインは最高出力797PSを発揮する3990ccのV8ツインターボエンジンに、162kW(220PS)の電気モーターを組み合わせ、0-100km/h加速2.5秒、最高速度328km/hという驚異的なパフォーマンスを実現。また、冷却システムやアンダーボディのボルテックスジェネレーター、大型のリヤスポイラーなどが新たに設計され、空力効率とフロントアクスルのダウンフォースが最適化されている。

 内外装の仕上げにも細心の注意が払われた。ボディカラーには、液体のような質感を持ち、ラインの精密さを強調する専用色“アルジェント・ヴェローチェ(シルバー)”が採用され、随所に“ロッソ・ランパンテ(赤)”のアクセントが施されている。

 インテリアでは、特別に開発されたブラックのテクニカルファブリックと、積層造形によるシートインサートを組み合わせることで外観のステアリングテーマとマッチさせ、テクニカルかつスポーティな世界観を構築したという。

 フェラーリのスペシャル・プロジェクトは、顧客の要望を約2年かけて形にする独自のプログラムだ。このCZ26は、伝統的なスポーツカーの魂と最先端のテクノロジーを融合させた、世界に唯一の芸術品といえるだろう。

■フェラーリCZ26 主要諸元車両サイズ:4762×2005×1189mmホイールベース:2650mmトレッド(前/後):1683mm/1674mm重量配分(前/後):45&/55%タイヤ&ホイール(前/後):255/35 ZRF20/315/30 ZRF20ブレーキ(前/後):398×223×38mm/360×233×32mmエンジン:ドライサンプ90度V型8気筒ターボ総排気量:3990cc最高出力:797PS/7900rpm最大トルク:804Nm/6250rpm最高回転数:8000rpm燃料タンク容量:68LEモーター最高出力:162kW(約220PS)バッテリー容量:7.9kWhEVモード航続距離:25km変速機:F1デュアルクラッチ8速トランスミッション電子制御:eSSC1.0、E4WD、SCM、FDE2.0、EPS、ABS Evo最高速度:328km/h0-100km/h:2.5秒0-200km/h:6.7秒100-0km/h:29.5m以下

[オートスポーツweb 2026年08月14日]

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