画像はイメージです(以下同)これまで3000人以上の男女の相談に乗ってきた、恋愛・婚活アドバイザーの菊乃です。髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”から脱出した経験を活かし、多くの方々の「もったいない」をご指摘してきました。誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。
◆海デートの誘いは「そろそろ告白」のサイン
夏といえば海というイメージを持つ人は多いでしょう。しかし近年は海水浴離れが進み、40年前と比べると、海水浴に行く人は約9割も減ったそうです(1985年、2024年/日本生産性本部「レジャー白書」)。
夏の暑さは年々厳しくなり、「外に出たくない」「日焼けしたくない」「砂が付くのが嫌」という人も少なくありません。とはいえ、首都圏で言えば、江の島やみなとみらい(横浜)、お台場、豊洲など海辺のエリアは、今でもデートスポットとして高い人気があります。
実は恋愛相談を受けていると、男性にはある傾向があります。なぜか夏は海で告白したがるのです。しかも夕暮れ時が多い。ロマンチックな景色の力を借りて、少しでも告白を成功させたいのでしょう。
そのため、何度かデートを重ねた男性から「海へ行こう」と誘われたときは、単なるドライブや散歩ではなく、「そろそろ告白したい」というサインであることも少なくありません。
◆埼玉県民でも、わざわざ海で告白した話
数年前に相談に来た彩佳さん(仮名・33歳・埼玉県在住)からこんな相談がありました。
「次のデートは、横浜のみなとみらいに誘われています。でも遠いので、もっと近場を提案してもいいでしょうか」
相手も同年代で埼玉県在住です。それまで3回のデートは県内で食事したり、川越を観光といったデートでした。にもかかわらず、4回目だけ急にみなとみらいなのです。
私はすぐにこう答えました。
「おそらく告白するつもりですよ。彩佳さんもお付き合いしたい気持ちがあるなら、少し遠くても行ってみましょう」
すると予想どおり、みなとみらいで「結婚を前提に付き合ってください」と告白されたそうです。彩佳さんは現在、その男性と結婚しています。
◆暑さ・日焼けを避ける、海デートのすすめ
別の相談者、美和さん(仮名・30歳)は、交際前の男性から何度目かのデートで海へ誘われました。
「デートプランを考えてくれるのはうれしいんですが、海って言われても……。水着も持っていないし、暑いし、日焼けもしたくないんです」
聞いてみると、「海へ行こう」としか言われておらず、海水浴なのか、海辺を散歩するのかも決まっていませんでした。そこで私はこんな提案をしました。
「海=海水浴ではありません。豊洲ならどうでしょう。ららぽーともありますし、映画館もあります。夕方になってから海が見える公園を散歩すれば、暑さもかなり和らぎますよ」
美和さんは相手の熱量を下げないように気をつけながら男性へ次のように返信しました。
「海いいですね! お誘い嬉しいです! でも実は水着を持っていなくて、海水浴は厳しそうです。
豊洲だったらどうですか? 海を眺めながらお散歩もできるし、ららぽーともあるので涼しそうだなって思いました」
男性も快く了承し、デートは豊洲に決定。そして、その日の夜、公園で告白されたそうです。
豊洲には豊洲市場や千客万来、ショッピングモールがあり、夕方から夜にかけては海風も心地よく、レインボーブリッジの夜景も楽しめます。以前はお台場が定番でしたが、現在は商業施設の閉館もあり、以前ほど長時間過ごせる場所ではありません。
真夏なら豊洲、少し涼しい季節なら天王洲アイルや葛西臨海公園などもおすすめです。
◆男性は「プラン」を断られるだけで「脈ナシ」と思いがち
なぜ男性は、海で告白したいのでしょうか? 海が好きだという婚活男性の将司さん(仮名・31歳)にも理由を聞いてみました。
「海を眺めているだけで開放感があります。海水浴やマリンスポーツをしたいわけじゃないんです。ただ、相手が日焼けを嫌がるなら無理に連れて行くつもりはありませんよ」
一方で、こんな本音も。
「海に誘って断られたら、自分に興味がないのかなと思ってしまうかもしれません…」
男性はデートプランを断られると「脈ナシ」と思いやすく、女性は「暑い、日焼けしたくない」という理由で「プラン」を断っているだけ、というすれ違いは意外と多いのです。
◆海を断るのなら必ず代案を出そう
恋愛では、男性から告白するケースが今も多数派です。そのため男性は、少しでも成功率が高そうなタイミングや場所を選ぼうとします。
クリスマスやイルミネーションの時期に告白が集中するのも同じ理由です。ロマンチックな雰囲気は、男性に勇気を与えてくれます。
だからこそ、海に誘われたときに「暑いからちょっと…」「水着持っていないし」「海は苦手で」とだけ返してしまうと、男性は「自分とのデートが嫌なんだ」と受け取ってしまうことがあります。
もし海そのものが苦手なら、「海は見えるけれど涼しく過ごせる場所」や、水族館、夜景がきれいなレストランなどロマンチックな雰囲気になれる代案も必ず提案してみましょう。
「あなたとは会いたい。でも、このプランだけは少し苦手」ということが伝われば、男性の熱量は下がりにくいものです。
海への誘いは、単なるお出かけではなく「そろそろ告白したい」というサインかもしれず、それを逃すのはもったいないですよね。
<文/菊乃>
【菊乃】
恋愛・婚活アドバイザー、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt