限定公開( 21 )

とんねるず・木梨憲武(64)がヒップホップミュージシャンを招き、セッションやフリートークを繰り広げる音楽番組『木梨レコード』(ABEMA)。番組開始から間もなく2周年を迎えようとしているが、木梨が4カ月前の配信回で見せた“ある行動”が波紋を呼んでいる。
注目を集めているのは、元アルペンスキー日本代表でラッパーのSHO(44)がゲスト出演した4月25日の配信回。木梨とSHOは生バンドの演奏をバックに井上陽水(78)の代表曲『少年時代』を熱唱し、フリートークも和やかな雰囲気で行われていた。
しかし、物議を醸したのはSHOの愛車であるゴールドに塗装されたベンツが登場した際のこと。
「木梨さんは車について質問を重ね、車内を覗くなど興味深々な様子でした。そうしたなか、SHOさんから勧められるかたちで、木梨さんがトランクリッドに座る場面があったのです。しかし、木梨さんがすぐに降りることはなく、スニーカーを履いたまま屋根部分に登り、立ち上がった状態で“ここ、へこむんだね”などと屋根の強度を確認。SHOさんは“そこちょっと危ないかも”と声をかけていましたが、木梨さんは降りるときもお尻で屋根をベコベコとへこませていました」(テレビ誌ライター)
番組ではSHOが怒るといったことはなく、始終、和やかな雰囲気に包まれていたのだが……。木梨の行動が問題視されるきっかけとなったのは、SHOが8月30日にXで一般ユーザーの投稿に反応したことだった(以下、《》内はすべて原文ママ)。
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SHOは一般ユーザーから自身の曲を“ダセェ”と指摘され、《全然ダセェとは思ってない》とキッパリ。すると、このユーザーが“自分の車を踏まれて愛想笑いしてた”と応酬したため、SHOは木梨と共演した番組の動画を添えてこう反論したのだった。
《これの事言ってるのか? これはabemaがやってる木梨さんの歌番組の歌を収録前だぞ これで俺がキレて帰ったら誰も得しないだろ 男には我慢する時もあるってことだよ 今はこの時の俺によく我慢したと褒めてあげたいね けしてダサいなんて1mmも思わねぇ》
また、別のユーザーから“車がへこむなどしなかったか?”と問われると、SHOは《修理費を伝えてabemaが修理代をちゃんと出してくれましたよ。流石abemaです》と明かしていた。
歌の収録を控えていたことから、感情を抑えていたというSHO。彼が明かした“内幕”に、Xでは次のように驚く声や讃える声が続々。
《ものすごい大人の対応。自分ならできるだろうか…》
《打ち合わせ済みのプロレスだと思ってたけど、我慢してたんですね》
《まじ我慢できるのできた大人すぎて見た目とのギャップえぐい。器がデカすぎます》
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だがそのいっぽうで、木梨の“悪ノリ”を批判する声も散見されているのだ。
《昔の話かと思ったら最近?まだこんな芸風なんだ。。。時代遅れだね》
《木梨さんはあまりにも昭和すぎる。もう令和ですからアプデしないとね、笑えないです》
《コンプラない昭和の芸人とんねるずの芸風だよね。人をいじめる、人の大事な物を壊す粗末に扱う、人に大金使わせるとか今の世の中なら完全アウト。見てて不快でしかない》
《木梨とかとんねるずって昔からこういうのやってた記憶。何が面白いのか全く理解できなくてドン引き。スタッフも止めなよ。人の大事にしてるものに》
’80年代から’90年代にかけて、若者から絶大な支持を得ていたとんねるず。『ねるとん紅鯨団』『とんねるずのみなさんのおかげです』など数々のバラエティ番組が大ヒットし、フジテレビ黄金期を支えてきた。
当時は過激な下ネタや暴力がお笑いのネタとして浸透し、とんねるずの自由奔放な“大暴れ”は番組を盛り上げていた。しかし、そうしたネタは時代の変化とともにタブー視されるようになり、令和の現代では不適切と見なされるケースがほとんどだ。
あるテレビ局関係者は言う。
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「あの時代は、“面白ければなんでもアリ”といった風潮がありました。フジのバラエティを牽引したとんねるずは、石橋貴明さん(64)が下ネタを連発するのは“通常運転”。木梨さんも共演者に対するツッコミで、殴る蹴るといった振舞いも日常茶飯時でした。
当時は“エロ×暴力”という要素を掛け合わせた番組が多かったのですが、現在ではどちらもコンプライアンスに抵触することから制作サイドも敏感になっています。木梨さんの言動も昔ほど過激ではありませんし、その辺りは理解しているはずです」
しかし、ABEMAの番組ではSHOの愛車をへこませた挙句、番組側が修理費を負担していたことが明らかに。実害が生じていたことから、木梨に対して“アップデートできていない”という認識が広まってしまったようだ。前出のテレビ局関係者は言う。
「木梨さんもベテラン芸人として、番組を盛り上げることは常に意識しているでしょう。ただ、さじ加減を見極めるのは難しいのかもしれません。今回の件は、同番組の配信直後は炎上などしていませんでしたが、SHOさんが被害を明かしたことで問題視されてしまったかたちです。同番組は自由でリラックスした雰囲気が魅力でもありますが、今後はゲストとの間で、演出やNG行為など事前の取り決めがより必要になってくるものと思われます」
高いコンプライアンス意識が求められる現代だが、SNSでの発信をきっかけに炎上トラブルになることもしばしば。視聴者が限られる配信番組とはいえ、細心の注意を払う必要がありそうだ。
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