
子どもが成長し、夫婦ふたりで過ごす時間が増えてくると、「最近、あんまり話していないな」と感じることがあるかもしれません。恋人時代や子育て真っ最中のころは毎日のように会話をしていたはずなのに、気づけば話すことがなくなっていた。そんな夫婦もいるようです。
『お互い「おはよう」も言わないから、今日も旦那と話さなかった。子どもが大きくなったら話すこともないし、「雨が降りそうだから傘をもっていってね」とか「暑くなるって」とかも話さない』投稿者さんは、必要なことはメールでやり取りするのだと言います。話すと旦那さんが余計なこと言うからイラッとするのだとか。子どもは社会人になり、夫婦で話す話題もとくにないそう。
『離婚するほど仲が悪いわけではない。話さないから喧嘩もしない』こんな夫婦関係について、ママたちからさまざまな声が寄せられました。
基本、旦那と会話はしない
投稿者さんと同じように「ほとんど話さない」という夫婦も少なくありませんでした。
『1週間で10分くらいしか話していない』
『話すとイライラするから必要最低限』
|
|
|
|
『挨拶してほしいと言ったら旦那にキレられた』
『旦那はイヤホンをつけて、スマホ動画を見ながらご飯を食べている。邪魔するなオーラがすごい』という切ない体験談もありました。長く苦楽を共にしてきたのに、あまりの仕打ちです。「もう独身に戻ったと考えるようにしている」との声もありました。
日常の小さなことを話している夫婦たち
一方で、「意外とよく話している」という夫婦もいます。ママたちはその日に見たニュースや気になった出来事について話すと言います。
『子どもは高校生。料理のYouTube見ながら「おいしそう」とか「これ作ってみよう」と会話している。週末スーパーに材料を買いに行って、ふたりで作っている』
『旦那が今ハマっている趣味の話、私が今日行ってきた自転車の点検の結果や水泳の話もする』
|
|
|
|
『ペットの話』特別な話題ではありません。近所に新しいパン屋ができた話や、スーパーの特売情報、仕事であったおもしろい出来事など、本当に何気ない会話ばかりです。なかには、
『旦那は相棒みたいな存在。職場では話せないグチも全部聞いてもらう』というコメントもありました。子育てや仕事、人生のさまざまな出来事を一緒に乗り越えてきたからこそ、気軽に本音を話せるのでしょう。また、「とりあえず挨拶だけは欠かさない」という声も。長年連れ添った夫婦だからこそ、あらためて会話を意識するよりも、日々の小さなやり取りを積み重ねているようです。
おかえりのキスまで〜ラブラブな夫婦も
また、驚くほど仲の良い夫婦のエピソードもありました。
『子どもは社会人と高校生だけれど、行ってきますのキスから、おかえりのキスまでしています』
『結婚して17年経つのに「かわいい、好き!」と言う旦那に、「今日はどこがかわいかった?」ってアホみたいな会話をよくしている』
|
|
|
|
危機がきっかけで関係が変わった夫婦
興味深かったのは、夫婦関係の危機が会話を増やしたというケースです。
『結婚20年、子どもは高校生と大学生。結婚して10〜15年目は話すことが本当になかった。5年前に旦那の浮気疑惑(発展前)があってから劇的に関係が変わった。よく話すようになった』もちろん誰もが同じ経過をたどるわけではありません。しかし問題が起きたことで、お互いを見つめなおすきっかけになる場合もあるのでしょう。
なくてはならない空気のような存在
会話が少なくても、しっかりとした信頼関係をもっている夫婦もいるようです。
『旦那は無口だから1日5分程度しか話さない。でも仲は良い。一緒にいるだけで幸せだなって思っているよ』
『ドラマを一緒に見てCMで感想を話すよ。でもお互い空気のようにスマホでゲームする時間もある』長年連れ添った夫婦のなかには、会話が少なくても自然体でいられる関係を築いている人たちもいるのでしょう。
子どもが成長したあと、夫婦ふたりの時間はこれからさらに長くなります。会話が多いか少ないかではなく、お互いが心地良くすごせる関係を築いていくことこそが、長い結婚生活を続ける秘訣なのかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko
