Q2直接進出は「ブレーキングのおかげ」とクアルタラロ。リンスも手応え実感/第15戦オーストリアGP

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2026年09月19日 13:10  AUTOSPORT web

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ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)/2026MotoGP第15戦オーストリアGP
 9月18日、2026年MotoGP第15戦オーストリアGP MotoGPクラスの初日のプラクティスが行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームのファビオ・クアルタラロは10番手、アレックス・リンスは16番手で初日を終えた。

 第4戦から続く欧州ラウンドの最終戦としてレッドブル・リンクで迎えた第15戦。初日午前はどんよりとした曇り空が広がり、フリー走行1回目は気温、路面温度ともに前戦サンマリノGPからおよそ10度低下したコンディションで開始された。

 新たなエキゾーストを投入したクアルタラロは、性能をテストしつつ1分30秒772をマークして9番手で1本目の走行を終了する。トップ10圏内を維持したまま再度コース入りを果たしたが、中盤以降はタイムを更新することができず15番手で午前のセッションを終えた。一方、第14戦の最終日に見舞われた体調不良から回復を果たしたリンスは、トラックリミット違反で複数回のラップタイムが抹消に。しかし少しずつタイムを削り、2本目最後のアタックシミュレーションでは1分31秒338を記録。19番手に浮上した。セッション最終盤の計測ではセクター1、3で自己ベストを刻むがタイムを塗り替えることは叶わず、21番手で走行を終えている。

 午後を迎えるとサーキットには日差しが降り注ぎ、プラクティスでは気温と路面温度が20度まで上昇する。多くのライダーが前後ミディアムで走行を開始したが、クアルタラロはリヤにソフトを装着してセッションに臨んだ。

 序盤から1分29秒台を連続でマークし、一時は首位に浮上したクアルタラロは終盤までトップ10圏内を保って4本目の走行を開始。前後ともに新品タイヤを投入してアタックに向けたウォームアップを行っていたが、転倒したライダーのマシン回収のために赤旗が提示され、ガレージへ戻ることとなった。リスタート後の計測では自己ベストを更新して再び予選Q2ダイレクト進出圏内に浮上するが、ライバル達もタイムを上げてトップ10圏外に後退。しかし最後のアタックでは1分28秒817をマークして13番手から10番手に順位を上げ、僅差のアタック合戦で予選Q2への切符を手にした。

 序盤から着実にタイムを削っていたリンスも赤旗提示によって走行中断を余儀なくされたが、タイム更新はリスタート以降も続き、1分29秒101をマークして16番手を獲得する。Q2進出には届かずともこれまでのグランプリを上回る手応えを感じ、ポジティブな姿勢で初日を終えた。


ファビオ・クアルタラロ(FP1:15番手、プラクティス:10番手)

「今週末はポジティブな面に焦点を当てたいと思う。トップ10入りを目指して全力を尽くし、Q2進出を果たすことができた。今回ラップタイムを記録できたのは、主にブレーキングが良かったおかげだ。この点は子供の頃からずっと、僕の最大の強みの一つだった。完璧なラップとは言えないが、Q2に進出するには十分なタイムだったよ」


アレックス・リンス(FP1:21番手、プラクティス:16番手)

「今日の午後は手応えが良かった。フリー走行1回目ではヤマハ勢のトップは新品タイヤでタイムを出していたから、僕と彼にどれほど差があるのかを完全には判断できなかった。その後のプラクティスの手応えはまずまずで、他のグランプリに比べて少し良い状態だった。トップ10との差もそれほど大きくはないから、この調子で進めていきたいと思う。ターン5、6には改善の余地があるから、その点を調整できないか試してみるつもりだ。この部分を改善してタイヤへの負担を軽減できれば、レース終盤に向けて間違いなくプラスになるだろう」

[オートスポーツweb 2026年09月19日]

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