
彼岸花が咲き、朝晩は涼しくなり秋を感じ始めた北陸地方ですが、先週、新潟地方気象台から北陸地方の寒候期予報(12月〜2月)が発表されました。
これによると平年より、気温は高く・降雪量は少ない予報となっています。理由と注意すべき点を解説します。
北陸地方 12月〜2月 の天候は

先週、新潟地方気象台から北陸地方の寒候期予報(冬の天候の見通し)が発表されました。平均気温は高い確率が60%・降水量は多い確率が40%・降雪量は少ない確率が50%となっています。
まとめると、 「気温は高いので雨は降っても雪にならず積雪は少ない。」 となります。
これは、3か月を通しての傾向で、強い寒気が来ないわけではありません。標高の高い所や寒気が襲来した時には大雪の可能性がありますのでご注意ください。
原因としては、近年の温暖化傾向とエルニーニョ現象の発生が考えられます。
エルニーニョと北陸の冬

先日発表されたエルニーニョ監視海域の水温偏差は+3.4℃と過去の観測値を上回っており、冬にかけてこの傾向が続くと予想されています。
そこで過去のエルニーニョ現象発生時の北陸の冬がどのようだったかを紹介します。
最近では、2015年〜2016年と2023年〜2024年の冬に顕著なエルニーニョ現象が発生しています。
これらの冬の記録をみると、冬の期間を通しては、平年より気温は高く降雪量は少ないですが、寒気が襲来した時には大雪になった所もあり、特に2016年1月・2023年12月には大雪の発生した所があります。
最近の傾向として日本海の海面水温が高く、多くの水蒸気が供給されるため寒気が来れば大雪の可能性が増しています。
暖冬傾向の冬になりそうですが、標高の高い所や寒気襲来時には大雪への注意が必要です。
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