閣議に臨む高市早苗首相(中央)=29日午前、首相官邸 日本政府は29日の閣議で、シリア制裁の一環として科している16団体への措置を解除することを了解した。4団体を対象にした昨年5月の解除に続くもので、残る制裁対象は59個人・15団体となった。
日本政府は反政府デモを弾圧したなどとして、2011年以降、当時のアサド政権に対する制裁を順次発動。24年の同政権崩壊以降はシリア新政府の取り組みを踏まえて制裁を緩めている。
木原稔官房長官は29日の記者会見で、今回解除対象となった16団体について「今後、シリアの復興に資する役割が期待される」と指摘。「シリアの安定と発展は中東地域全体の安定に直結する。今後も後押ししていきたい」と語った。