ママスタ夏休みが終わると中学3年生はいよいよ受験モードに。そういうお子さんも少なくないでしょう。部活を引退して勉強に集中すると思いきや、秋以降も部活に参加していることがあるようです。ママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。
『中学3年生の子が、秋になっても部活をしているのはおかしいよね? もう部活も引退して高校受験の準備に入るんじゃないの?』
投稿者さんのなかでは、中学3年生は秋以降に「部活は引退するもの」との考えがあるようです。しかし、実際には秋以降も部活に参加している子がいて、驚いたのかもしれませんね。受験は大丈夫? という心配もあるのでしょうが、部活を引退せずに続けている子たちにはそれぞれ理由があるようです。
文化部は秋に大会があることも
『部活によるんじゃない? うちの子の吹奏楽部は9月になっても引退していない。9月に大会がある』
『うちの中学の吹奏楽部は、10月の文化祭が最後だよ』
吹奏楽部や美術部などの文化部は、大会や美術展が秋以降になることもあるようです。大会に出るとなれば、引退は先になるのでしょう。9月や10月のイベントや大会を区切りとして、夏休み後も活動を続けるケースがあるとわかります。
運動部も秋以降に大会がある
『出る大会によっては3年生がいたりする』
『うちの子は陸上部。短距離は引退したけれど、長距離は11月の駅伝の大会に出るからまだ残っているよ』
運動部は夏休みに大会が行われ、それをもって引退することがあるようですが、県大会や全国大会などに進むと、引退の時期がずれてしまうかもしれません。例えば国民スポーツ大会(国スポ)も秋に開催されるなど、運動部によっては秋以降も大会が続きます。実際にママたちからも、11月の駅伝大会のために部活を続けている子がいる、というコメントが寄せられていました。
すでに進学先が決まっているから
『スポーツ推薦の子は進路がほぼ決まってるので、ずっと部活に出て体を動かしているよ』
部活で優秀な成績を出した子は、スポーツ推薦で進学先が決まっているのかもしれません。入学した後もそのスポーツを続けるはずなので、休まずに体を動かしているのでしょう。受験勉強の心配がないことも、部活を続けられる理由の1つになりそうです。
中高一貫校は引退しないケースも
『中高一貫校なら中3で引退しないよ』
『私が通っていた一貫校は、中学で引退はなかった。一貫校を選ぶ子のなかには、中学引退がないから部活に打ち込めるというのが理由になる子もいる』
中学から高校までエスカレーター式に進学していく中高一貫校の場合、高校受験がありません。部活を引退して受験勉強をする必要がないために、そのまま部活を続けていることもあるようです。また、引退がなくずっと部活を続けられることが、その学校を選ぶ理由になることも。ただし学校によっては中学で一旦引退して、高校生になってから改めて入部することもあるようです。
部活動の「地域移行」の影響があるかも?
公立中学校の部活動が、学校単位から地域単位となる「地域移行」がすすんでいる地域もあります。中学校の教師の長時間勤務の主な要因の1つが部活動の指導ということもあり、地域で部活動に代わり得る質の高い活動の機会を確保するのが地域移行です。例えば、地域のスポーツクラブなどが受け皿になることもありますが、出場する大会はそのスポーツクラブによって違ってきそうです。もし秋以降に開催される大会に出場するとなれば、それまで練習をするでしょう。
秋以降も部活動やクラブ活動を続けるのには、その子なりの理由があることがわかります。一般的には夏休みが明ければ部活を引退して受験モードになるのでしょうが、そうでない場合もあるようですね。こうした情報を知っておくと、むしろ「頑張れ!」と応援したくなるのではないでしょうか。
参考:文部科学省|運動部活動の地域移行について
文・こもも 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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