限定公開( 46 )
日本テレビは20日、今年の「24時間テレビ47」(8月31日〜9月1日放送、東京・両国国技館)のテーマが「愛は地球を救うのか?」となり、チャリティーTシャツデザインを、昨秋に同局が子会社化したスタジオジブリの宮崎吾朗監督が手がけたと発表した。
総合司会は羽鳥慎一、水卜麻美両アナウンサーが務め、その他出演者などは今後随時発表するという。
水卜アナは総合司会を務める同日放送の「ZIP!」、後番組の「DayDay.」にも出演して同件を自ら発表。昨年11月に起きた「24時間テレビチャリティー委員会」の1社で、鳥取県に本社を置く日本海テレビの50代幹部社員(当時)が直近約10年に渡って寄付金を着服していた問題にも触れ「心よりおわび申し上げます」と謝罪。「とても心苦しく思っています」と涙ぐむ場面もあり、弁護士を交えた再発防止チームと共に番組を通じて信頼回復に努めていくとした。
また、コメントを寄せた吉無田剛総合プロデューサーは今回の問題で番組制作が数カ月間止まっていたと明かし「正直、まだ多くの方の理解を頂けているとは思っていません」とつづった。Tシャツデザインはスタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーに相談の上、宮崎監督への打診を勧められたという。同社でのデザインは14年ぶり3回目で、同監督は初となる。
番組ではTシャツ収益が全額チャリティーとなるほか、今年も募金活動を行う予定という。日テレは発表文で「自らの活動、番組の在り方を問い直す、そんな新しい24時間テレビ“元年”にします」とした。ネット上では「謝罪行脚と説明をなぜ水卜アナにやらせるのか」など、発表と謝罪のやり方を疑問視する声が多く投稿されていた。
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