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12日正午すぎ、大阪市西区北堀江4にある下水処理の関連施設「長堀抽水所」で爆発が起き、作業中だった市職員ら30〜40代の男性4人が負傷した。このうち3人は頭などにけがをして病院に搬送されたが、いずれも軽傷という。
施設を管理する大阪市などによると、長堀抽水所は市内で降った雨を下水管を通じて集めている。爆発は、滞水池(たいすいち)と呼ばれる貯水施設が地下にある平屋の建物で発生した。市職員ら4人が臭気漏れ対策のため、建物の近くでマンホールの隙間(すきま)を埋める作業を実施。その後、建物内で排水ポンプを動かしたところ、爆発が起きたという。
この爆発で建物の一部が燃えた。市は爆発の原因を調査している。
近くのマンションに住む50代男性は「ベランダにいたら、『ドーン』という爆発音がして煙の臭いがした。何の事故かと思った」。近所のラーメン店で働く50代の女性は「爆発音の後に店から出たら、かなりの高さの火柱が見えた。慌ててお客さんを避難させた」と驚いていた。【林みづき、斉藤朋恵、岩本一希】
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