葵わかな、一人二役&男性役に初挑戦 役作りで「座っているときに自然と足が広くように…」

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2024年10月15日 17:56  ORICON NEWS

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一人二役&男性役に初挑戦する葵わかな (C)ORICON NewS inc.
 俳優の葵わかなが15日、東京・世田谷パブリックシアターにて上演される舞台『セツアンの善人』プレスコール&初日前会見に共演の木村達成、演出の白井晃氏とともに登壇した。

【写真】衝撃!“男性役”の葵わかな

 今作はドイツの劇作家・ブレヒトの代表作をもとに白井氏が演出。葵は神様に宿を提供したことでお金を得る心優しい娼婦のシェン・テと彼女がうみだした架空の従兄シュイ・タを演じており、木村は失業中のパイロットのヤン・スンを務める。

 一人二役、しかも男女を演じ分ける葵は「全部大変。男性を演じることは初めてのことだたので女性と男性の歩き方、姿勢ひとつとっても身体の構造も違うのでどう表すかも、今も難しいと感じています。声色だったり、見るからにわかる男性らしさはすごく難しい」と苦戦。

 「そこに加えてシェン・テとシュイ・タはキャラクターの違いもこの作品をおもしろくするのでそのキャラクターの差や個性はけいこ場でも白井さんに教えていただいてこれからも公演期間中考えていきたいです」と模索しているそう。

 けいこ場では「1日の生活のなかでも稽古をしている時間が長いので、だいぶ座っているときに自然と足が広くようになりました(笑)どんどんけいこ場でのふとした休憩姿勢が偉そうだな」と苦笑。

 木村は「自分のことに必死すぎて気づかなかった」そうだが、白井氏は「できるだけ男性の仕草をお伝えしているので廊下を歩くときもそのへんを意識しているな、と思ったことはありました」と役作りに感心していた。

 11月4日まで同所にて、11月9・10日は兵庫県立芸術文化センターで上演される。

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