西・東日本、大雨警戒=台風から変わる低気圧や前線で

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2024年10月31日 17:01  時事通信社

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時事通信社

 気象庁は31日、西日本では11月1日から2日まで、東日本では2日から3日まで大雨の恐れがあると発表した。31日午後に台湾を直撃した台風21号が2日に東シナ海で温帯低気圧に変わり、前線を伴って西・東日本に進むため。土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒が必要という。

 1日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、九州北部100ミリ。その後、2日午後6時までの同雨量は、九州北部200ミリ、関東甲信と東海、近畿、中国120ミリ、北陸80ミリ。

 21号は31日午後5時には台湾中央部を時速30キロで北北西へ進んだ。勢力は「非常に強い」から「強い」にやや弱まった。中心気圧は965ヘクトパスカル、最大風速40メートル、最大瞬間風速60メートル。半径165キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、半径440キロ以内が風速15メートル以上の強風域。

 沖縄県与那国町では31日午前11時45分すぎに最大瞬間風速33.3メートル、石垣市では午前11時半すぎに同30.1メートルを観測した。 
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