米ボーイング、38%賃上げ提案=4日投票、スト終結呼び掛け―労組

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2024年11月01日 13:01  時事通信社

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時事通信社

米航空機大手ボーイングのロゴマーク(AFP時事)
 【ニューヨーク時事】米航空機大手ボーイングは31日、4年間で38%の賃上げを柱とした新たな労働協約の締結を巡り、労働組合と暫定合意したと発表した。9月中旬以降のストライキで機体生産が停滞し、経営が一段と悪化。労組執行部はスト終結に向け、11月4日の投票で協約に賛成するよう組合員に呼び掛けた。

 40%の賃上げを求める組合員はこれまで、協約を2度否決。物価高を十分に反映していないとして、10月下旬には35%の賃上げの受け入れを拒否していた。

 経営側が今回示した協約には賃上げに加え、一時金1万2000ドル(約180万円)の支給を盛り込んだ。一時金は前回提案から7割増やし、組合側に譲歩した。労組は声明で「勝利宣言をする時だ。これ以上ストを続けるよう求めるのは正しくない」と強調した。 

このニュースに関するつぶやき

  • 必要な人員を賃上げして人員削減は良い流れですね。必要な人を残して余剰人員は他に活躍場所を探して頂く。日本でも人員の流動性を高めるように法改正して欲しいものです。
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