“最も暑い10月”の記録更新　全国の平均気温　139の観測地点で歴代1位

“最も暑い10月”となりました。先月の全国の平均気温は、10月として過去最高を更新したことがわかりました。

気象庁によりますと、全国の10月1か月間の平均気温は、平年と比較してプラス2.21度となり、統計を開始した1898年以降、最も高かった1998年のプラス1.28度を1度近く上回り、過去最高を更新しました。

また、ブロック別にみても、沖縄・奄美を除く北日本、東日本、西日本で、それぞれ1946年の統計開始以降で1位の高温を記録したほか、全国139の観測地点で歴代1位の高温となったということです。

その理由について、気象庁は、偏西風が平年より北に偏って流れたこと、日本の東で高気圧が強かったことを挙げ、「10月も全国的に暖かい空気に覆われやすかった」としています。