小児白血病の治療法確立=急性リンパ性、5年生存率94%―東大など

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2024年11月15日 07:31  時事通信社

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時事通信社

 小児の急性リンパ性白血病(ALL)について、従来の標準治療を改良した臨床試験を実施したところ、診断から5年後の生存率が94.3%に上ったとする研究結果を、東大などの研究グループが14日までに発表した。約85%は再発などもなく、いずれも最高水準の治療成績だった。

 研究グループは「合併症リスクを抑えながら、全国の施設で実施可能な標準治療を確立できた」としている。

 白血病は、がん化した血液細胞が増殖する血液のがん。ALLは小児に多く、最も頻度の高い「B前駆細胞型」は、国内で年間約400人が罹患(りかん)する。

 研究グループの加藤元博・東大院教授らは診断時の白血球数などを考慮しつつ、再発の恐れが中〜高のリスク群で抗がん剤の投与量を増やす一方、合併症を引き起こす可能性のある治療を控えるなどした。臨床研究は、全国144の医療機関で日本小児がん研究グループが実施し、B前駆細胞型の患者約1800人の治療効果を分析した。

 その結果、患者の約99%が寛解し、課題だった合併症死亡率は0.6%にとどまった。加藤教授は「治癒を目指して治療し得る疾患にできた」と話している。 

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  • だから介錯の方法を全面禁止にしたまま治療したらただの人体実験になるてw
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