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警察庁は11月14日、いわゆる「闇バイト」について、「アルバイトではなく、紛れもなく犯罪行為です」「犯罪者グループは、約束の報酬を元から支払うつもりはなく、応募者(文書では『あなた』と表記)は『使い捨て』要員です」と強い言葉で警告する文書を公表した。
少しでも怪しいと思う募集情報には応募しないこと、応募してしまった後も、不審に感じたら勇気を持って引き返し、警察に相談することが自身や家族を救う、と呼び掛けている。
●「知らなかったという言い訳は警察には通用しない」
首都圏を中心に、いわゆる「闇バイト」による強盗事件が相次いでいることを受け、広報のために出された文書。
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警視庁は闇バイトについて「最初は簡単な案件を紹介されて報酬が支払われたとしても、それは信用させるための餌」と説明。その後、凶悪な犯罪に加担するよう求めてくるという。
募集時は「ホワイト案件」「荷物運び」などといった言葉で、犯罪行為ではないと言い訳するが「知らなかったという言い訳は警察には通用しない。警察は必ず捕まえる。逃げられない」と警告。
強盗致傷罪や強盗致死罪は重罪であること、また、「銀行口座を開設して売り渡す」「スマートフォンを契約して売り渡す」行為も犯罪で、日常生活が一変すると説明する。
また、犯罪者からの要求を断ったり離脱しようとしたりすると、入手した個人情報を基に執拗に脅迫し、恐怖心を植え付けて離脱を阻止。応募者が警察に逮捕されるまで利用し続けるという。
●「警察はあなたを守ります」
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指示に従わずに警察に相談した具体的な事例も紹介。脅迫を受けた後や、犯罪に加担した後により凶悪な犯罪に加担する前に引き返した例もあるという。
「警察は相談を受けた『あなた』や『あなたの家族』を確実に守ります」と断言。警察相談専用電話「#9110」に電話して相談するよう呼び掛けている。
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