ジェダイに憧れる子どもたちが、未知の銀河で繰り広げるスペース・アドベンチャー「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」が12月3日(火)よりディズニープラスにて日米同時独占配信開始。本作でショーランナーを務めるジョン・ワッツとクリストファー・フォードは、いまなお人気を誇る往年の名作のエッセンスを取り入れていることを明かした。
本作は、“4人の少年少女”が壮大な冒険を通して成長していく姿が描かれるスペース・アドベンチャーであり、これまでのSW作品とはひと味違う、新たな『スター・ウォーズ』。
ショーランナー(製作統括責任者)として本作の物語を紡ぐジョン・ワッツとクリストファー・フォードは、トム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズでそれぞれ監督と脚本を務め、世界中を熱狂に包み込んだハリウッド屈指のクリエイターたちだ。
そんな2人が製作する本作の舞台はダース・ベイダー亡き帝国崩壊後の銀河。世界中で社会現象となった「マンダロリアン」や「スター・ウォーズ:アソーカ」と同じ、平和と正義の守護者<ジェダイ>がおとぎ話となった時代の物語。
平和な星から広大で危険な銀河に迷い込んだ“4人の少年少女たち”はフォースを操る“謎の男”と出会い、即席チーム<スケルトン・クルー>を結成、故郷を目指す壮大な冒険に巻き込まれていく。
■「僕が観て育ってきた80年代の映画がこの作品のDNA」
「『グーニーズ』や『E.T.』、『インディ・ジョーンズ』など、僕が観て育ってきた80年代の映画がこの作品のDNAの一部になっています」と語るジョン・ワッツ。
「製作陣で『どんな映画を参考にしようか?』と話し合ったわけじゃないですが、子どもの頃に海賊とかギャングに誘拐されて、クレイジーな冒険の旅に出ることを期待していたので、子どもたちを題材にした作品を作ると、必ず昔好きだった映画の要素が出てきてしまうんです」と明かすように、本作では子どもたちが繰り広げる冒険を通して彼らの“友情”と“青春”、そして“成長”が描かれる。
■子どもたち視点で描く、新しい『スター・ウォーズ』
さらにクリストファー・フォードも「この作品のユニークなところは、『スター・ウォーズ』に対する子どもたちの視点です。他の『スター・ウォーズ』作品では、ジェダイや最高レベルの戦闘経験を持つ人々が冒険家として登場します」と言う。
「しかしこの作品の子どもたちは広い銀河を見たこともなければ、大きな戦いにも参加したことがありません。僕たちにとって全く新しいストーリーには挑戦と障害がありましたが、この斬新な視点によって、新鮮で新しいアクション・シークエンスがたくさん生まれたんです」と語る。
これまで帝国軍と反乱軍の戦いを中心に描かれてきたSW作品とは違う新たな「スター・ウォーズ」として注目を集めている本作が、子どもたちの視点を通してどのように描かれるのか。ファンの間では早速考察が白熱している。
『スター・ウォーズ』の世界観はそのままに、勇敢な子どもたちの友情と成長を描く、壮大なスペース・アドベンチャーが誕生した。
「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」は12月3日(火)よりディズニープラスにて初回2話配信開始(※翌週以降は毎週水曜日11時配信)。
(シネマカフェ編集部)