自宅に母親とみられる遺体を放置したとして、65歳の男が逮捕されました。男は「母親の年金をもらい続けるため」だったと供述しているということです。
東京・小金井市の無職・鈴木弘明容疑者(65)は、去年9月からおよそ1年3か月にわたって、自宅に母親とみられる80代くらいの女性の遺体を放置した疑いがもたれています。
取り調べに対し、鈴木容疑者は「母親の年金をもらい続けるために死んだことを誰にも言えませんでした」「2か月に1回の母親の年金30万円で生活していた」などと供述しているということです。
警視庁によりますと、鈴木容疑者が知人に「どうしたらいいか悩んでいる」などと相談し、説得されて、自ら通報したということです。
遺体は寝室のベッドに仰向けに寝かされ、布団が掛けられていたということで、警視庁は遺体の身元の確認を急いでいます。
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