「帯状疱疹」のワクチンについて、厚生労働省の専門部会は接種費用を公費で補助する「定期接種」とすることを了承しました。
帯状疱疹は体内の水ぼうそうのウイルスが免疫力の低下によって活性化され、皮膚に痛みを伴う水ぶくれができるのが特徴です。予防策としてワクチンの接種が有効とされていますが、現在は、費用を個人で負担する「任意接種」となっています。
厚労省の専門部会は、きょう、ワクチンの安全性や有効性が確認されたことから、費用の一部を公費で補助する「定期接種」とする方針を了承しました。
65歳が対象で、それ以上の年齢の人についても5年間の経過措置を設けて対象にするということです。早ければ来年4月から公費での接種が始まる予定です。
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