「ドクターX」米倉涼子が声をつまらせ、涙の女性ファンを“問診”「希望は捨てないで」

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2024年12月19日 20:22  日刊スポーツ

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大阪市内で行われた映画「劇場版ドクターX」のイベント「ありがとう大門未知子! 全国舞台あいさつキャンペーンin大阪」に登壇した米倉涼子(撮影・松浦隆司)

女優米倉涼子(49)が19日、大阪市内で行われた主演映画「劇場版ドクターX」(田村直己監督)のイベント「ありがとう大門未知子! 全国舞台あいさつキャンペーンin大阪」に岸部一徳(77)勝村政信(61)とともに出席した。


初の映画にしてファイナルと銘打った人気ドラマ「ドクターX」が12年間の歴史に幕を下ろす。客席からの質問コーナーがあり、主人公の外科医・大門未知子役を演じてきた米倉が声を詰まらせるシーンもあった。


最終作では、失敗しない「ドクターX」がどうやって生まれたのか。どんな苦難でも、リスク背負う覚悟はどこからくるのか。未知子が師匠と慕う神原晶(岸部)との出会い、壮絶な半生が描かれる。


米倉の大ファンという女性は涙声で「米倉さんは私にとって憧れの女性です。米倉さんがつらいとき、くじけそうになったとき、どのように乗り越えてきたのですか」と問いかけた。


「私もつらいことはたくさんある。悩みや苦しいことはたくさんある。そういったときは、ここにいるお父さん(岸部)、お兄ちゃん(勝村)に相談して、中に閉じ込めないようにして、1度泣くときは大きく泣く。大きく息をする。落ち着く。繰り返した。自分に正直に生きることを目指しています」としみじみと話した。


涙があふれて止まらない女性に米倉は「何かつらいの?」と語りかけると「私、ずっと病気があって、この前、手術してんですが、あまりよくなくて…」と打ち明けると、米倉は「私も2019年ぐらいからずっとつらくて、きょう、ここの場所に立っていられるかどうかも分からなかった」。体調面の困難を乗り越え、最後の撮影に挑んだことを告白した。


「ファンにみなさんにたくさん応援されて『こんなんではダメだな』って思いと、ここにいる仲間たち、ドクターXのみんなに相当、後ろから支えてもらった。時間を無駄にせず、あきらめずに進んでよかったなと思っています。希望は捨てないで、治療してください」。大門未知子がやさしく“問診”し、勇気づけた。

このニュースに関するつぶやき

  • 米倉涼子も難病抱えながらカムバックしてやりきったドラマだから思い入れ相当だろうな。視聴者として大変楽しませてもらいました。蛭間院長の名演技も忘れませんよ
    • イイネ!5
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