俳優の吉沢亮(30)が14日、所属事務所のサイトでコメントを発表した。「この度は私が起こしたあまりにも身勝手で非常識な行為により、多大なご迷惑をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝意を伝えた。所属事務所のコメントも掲載され、示談が成立したことなどを報告した。
【写真あり】吉沢亮、騒動を謝罪 所属事務所は「支え続けて参ります」【コメント全文】 吉沢は、今回の騒動について「作品の主演などを務め、広告を担当するという責任ある立場にもかかわらず、このような事態を起こし、数えきれない方々へご迷惑をおかけしてしまったことは、お詫びしてもしきれるものではございません。何よりも、世の中にエンターテインメントを届けることを生業としている私が、人を喜ばせることとはまさに真逆の事態を招いてしまったことについて、自分の未熟さを痛感しております」と反省を記した。
その上で「今回の事態を起こしてしまった理由として、慢心があったのではとのご指摘もいただきました。二度とこのようなことがないよう、いただきました多くのご指摘をしっかりと受けとめ、自分を深く見つめ直してまいります」と決意を記した。
所属事務所もコメントを発表。「吉沢亮が昨年末に起こした、自宅マンション隣室への無断侵入に関して、ご迷惑をおかけした隣室の方との間で、このたび示談が成立し、ご宥恕いただいたことを報告させていただきます。隣室の方には、甚大なご迷惑をおかけしたことを、あらためて心よりお詫び申し上げます」と伝えた。
続けて「今回の事態を招いたことを、吉沢本人も深く反省しております。日頃よりお世話になっている関係者の皆様、応援し続けてくださっているファンの皆様の信頼を取り戻すために、まずは目の前のことにひとつひとつ真摯に取り組むことにより、これまで以上に俳優として成長する姿を皆様に見ていただけるよう、当社はこれからも吉沢亮を支え続けて参ります。今後の活動に関しては関係各所と協議の上、順次、対応させていただく所存です」とした。
さらに「なお、本件についての報道を受け、ネット上などで『隣人が入ってきたくらいで110番通報はしない』などといったご意見も散見されますが、 隣室の方は、侵入したのが隣に住んでいる人物であることをご存じではありませんでした。 また、どのような状況であれ、自宅に他人が勝手に侵入してきた際に110番通報をすることは至極当然のことであり、 すべての責任は吉沢にあることをあらためてご理解いただくとともに、 隣室の方について落ち度があるかのような批判等はおやめくださいますよう、お願い申し上げます。また、住人の方のご迷惑となりますので、現地やその周辺での取材活動も行わないよう、あらためてお願い申し上げます」と呼びかけた。
吉沢は2024年12月30日、自宅マンションに帰宅した際に、酒に酔って自分の部屋ではなく隣室に侵入。ORICON NEWSの取材に対して、吉沢の所属事務所は、今回の経緯について「酒に酔って隣室に入ってしまった」とし、隣室に入ることができた理由については「玄関の鍵が開いていたため。鍵やドアを壊す、第三者を装うなどの行為は行っておりません」と回答。
吉沢の隣室への滞在は5分程度だったようで、住居に侵入しトイレに入った以外、破損や住人にケガをさせる行為はなかったという。今後の活動については「これから関係各所とご相談させていただきます」とコメントし、会見の予定などは「未定」としていた。
■吉沢亮コメント全文
この度は私が起こしたあまりにも身勝手で非常識な行為により、多大なご迷惑をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
作品の主演などを務め、広告を担当するという責任ある立場にもかかわらず、このような事態を起こし、数えきれない方々へご迷惑をおかけしてしまったことは、お詫びしてもしきれるものではございません。
何よりも、世の中にエンターテインメントを届けることを生業としている私が、人を喜ばせることとはまさに真逆の事態を招いてしまったことについて、自分の未熟さを痛感しております。
今回の事態を起こしてしまった理由として、慢心があったのではとのご指摘もいただきました。二度とこのようなことがないよう、いただきました多くのご指摘をしっかりと受けとめ、自分を深く見つめ直してまいります。
寛大にも私のことをお許しくださった隣室の方、そして関係者やファンの皆様を裏切ることが決してないよう、自分を正し、人として成熟するよう精進してまいります。
この度は誠に申し訳ございませんでした。
吉沢亮