今年4月から開催される大阪・関西万博の目玉「火星の石」が「日本館」で展示されることになりました。
「火星の石」は、日本の南極観測隊が2000年に昭和基地近くで発見した火星由来の隕石で、重さは世界最大級のおよそ13キログラムとなります。
この石について、経済産業省は、4月から開かれる大阪・関西万博の「日本館」で展示すると発表しました。
水と反応してできる鉱物が含まれていることから火星に水が存在した証拠ともされていて、経産省は「宇宙の成り立ちや生命の起源を探る貴重な試料」だとしています。
また、日本館では「はやぶさ」と「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「イトカワ」と「リュウグウ」から採取した砂や、大気圏突入カプセルも展示することにしていて、日本の技術を世界にアピールする狙いもあります。
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