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「頂き女子りりちゃん」を名乗って中年男性らから現金を詐取するマニュアルを販売し、自身も計約1億5000万円をだまし取ったとして詐欺罪などに問われた渡辺真衣被告(27)の上告審で、最高裁第3小法廷(宇賀克也裁判長)は14日付の決定で、渡辺被告の上告を棄却した。懲役8年6月、罰金800万円とした2審判決が確定する。
1、2審判決によると、渡辺被告は2021〜23年、マッチングアプリなどで知り合った男性3人に対し、自身への恋愛感情を抱かせ、「携帯電話料金を滞納している」といったうそを伝えて、30万〜約1億1700万円をだまし取った。
また、22年には「1ヶ月1000万円頂く頂き女子りりちゃんの【みんなを稼がせるマニュアル】」や「頂き女子の参考書」と題した文書を女性に販売。女性が男性2人から現金計約1000万円をだまし取るのを手助けした。【巽賢司】
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