過激派組織「革マル派」の拠点「解放社」への家宅捜索に伴い、警戒する警察官=6日午前、東京都新宿区 過激派組織「革マル派」の50代の活動家の男が、他人に使わせる目的を隠してスマートフォンを契約してだまし取った疑いが強まり、警視庁公安部は6日、詐欺容疑で、同派拠点の「解放社」(東京都新宿区)など複数箇所を家宅捜索した。捜査関係者への取材で分かった。
公安部は、組織の活動に使用する目的で契約した可能性があるとみて、実態解明を進める。解放社への家宅捜索は2017年1月以来という。
捜索容疑は23年4月、新宿区内の携帯電話販売店で、スマホ1台を契約した疑い。