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長崎バスは13日、長崎空港(長崎県大村市)と長崎市内を結ぶバスのトランクに20代の女性客が取り残されているのに気付かないまま、約1・5キロを走行したと発表した。女性は約13分間にわたってトランクに閉じ込められたが、けがはなかった。
同社によると、バスは53人の客を乗せて8日午後9時46分に空港を出発し、同10時36分に長崎市の長崎駅前に到着。女性客は下車して自分の荷物を下ろそうと車体下部のトランクの奥に入り、他の客がそれに気付かないままトランクを閉めた。
男性運転士(51)は乗客の合図やミラーでトランクの扉が閉まっていることを確認し、発車。同10時47分に終点の「ココウォーク茂里町」に到着後、運転士がトランク内を確認し、女性客を見つけた。
同社は、国土交通省九州運輸局長崎運輸支局や長崎署に報告。再発防止のため、発車前の安全確認を徹底するとしている。【尾形有菜】
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