イマドキ女子小学生の“流行語・流行っていること”ランキング、小学館JS研究所が調査

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2025年02月17日 16:21  ナリナリドットコム

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小学館「JS研究所」は、イマドキ女子小学生のリアルな本音を聞いた、「流行語・流行っていること」に関するアンケート調査の結果を発表した。

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今回の調査は、少女まんが誌「ちゃお」2025年2月号の読者1,000人を対象に実施したもの。調査ではまず、「JS流行語」を調べるべく、「クラスや友達の中で流行っている言葉を教えてね」と質問した。

その結果、1位には、2023年度調査に引き続き、相槌言葉である「それな」(166人)が輝き、以下、2位「やばい」(93人)、3位「わかる」(83人)、4位「マジ」(61人)という結果に。友だちとのコミュニケーションの中で端的に共感や驚きを示すことが、イマドキな女子小学生たちのトレンドだとうかがえる。

次いで5位には「切り替えピース」がランクイン。「切り替えピース」とは、気持ちを切り替えたい時などに「きーりーかえー」のかけ声の後に手を2回叩き、ピースポーズを作るパフォーマンスのこと。発祥はYouTubeチャンネル「テセサクch」とされ、2024年パリ五輪スケートボードの女子ストリートで金メダルを獲得した吉沢恋選手らが競技の合間に使用したことでも話題を呼んだ。

また、注目は11位の「かわいいだけじゃだめですか?」。2024年8月にデビューした8人組アイドルグループ・CUTIE STREETのデビュー曲で、楽曲の振り付けとキャッチーな歌詞がTikTokを中心に話題に。2023年度調査でも、クリエイターユニット・HoneyWorksの楽曲「可愛くてごめん」がヒットした影響と思われる「かわいくて」や、2人組YouTuber・スカイピースが考案した食事の席で用いるコール「美味しいヤミー感謝感謝」、お笑いコンビ・メンバーの歌ネタ「しりとり」で歌われる「りんごゴリララッパパセリ」などがランクインしており、SNSでバズった楽曲や動画コンテンツをきっかけとした言葉がJSの間でよく交わされていることがわかる。

最近では、人気VTuber・儒烏風亭らでんが発案した「まいたけダンス」のフレーズ「まいたけまいたけぐるぐる」がネットミーム化しており、JSトレンドの源泉がSNSやYouTubeには数多く眠っているのかもしれない。

続けて、「クラスや友達の中でよく話題に出て、流行っていること」について質問した結果をまとめた「流行っていること」ランキングでは、2023年8月発表の「好きなYouTuberランキング」でもトップになったゲーム実況グループ「カラフルピーチ」(91人)が1位に。2位には話題沸騰のアニメ・漫画作品「ダンダダン」(72人)、4位は2.5次元アイドルの「すとぷり」(42人)と、YouTubeクリエイターやアニメが女子小学生たちの話題の中心になっていることがうかがえる。

5位には「しなこ」(41人)がランクイン。しなこは、子どもから若者世代を中心に支持を集めるインフルエンサーで、バズるスイーツを次々と創り出す原宿系動画クリエイター。流行語ランキング20位にランクインしている「ベビタッピ」は、タピオカ専門店「ベビタピ」の提供の際のかけ声で、しなこは原宿店の店長を務めている。イマドキJSからは少しお姉さん的な存在でありつつ、非日常的な世界観とJSたちの心を掴む動画での発信力が、彼女たちを夢中にしているのかもしれない。

今回の結果に、「ちゃお」編集長は「JSのみんなは『おしゃべり』が大好き!学校の休み時間も放課後もお友達とおしゃべりをして過ごします。そんな中でYouTubeとTVとTikTok での影響はかなりのもの。相槌は『うんうん』ではなく『それな』。感激は『すごい!』ではなく『やば!』を使っていることが多いです。使う頻度が多いため流行語にランクインしたと思われます。『カラフルピーチ』や『すとぷり』『しなこ』ちゃんははみんなが大好きでちゃおにも登場!これからもグラビアや漫画で大活躍します!」とコメントしている。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20250293633.html



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  • ‘70年生まれだけど『やばい』『まじ』は使ってた! 俺らは『なうい』って言葉があったな。流行ってたのは『チェーリング』
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