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上から傘を入れて手前に引くだけ…。雨に濡れた傘を瞬時にビニール袋に収納尾できる画期的な装置「傘ぽん」。
日本の各種施設でおなじみの傘ぽんは世界各国でも利用されているようだ。
「これはロダン美術館(フランス)の傘ぽん。何の説明もなくある。フランス語表記どころか英語表記すらない。優れたUIに言語は不要。」とその模様を紹介したのは東京弁護士会所属の弁護士、教皇ノースライムさん(@noooooooorth)。
なんとフランスの美術館の出入り口にも傘ぽんが!しかも説明書きは日本語のまま。たしかにこれほど優れた製品になると言葉すら不要というわけだ。
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教皇ノースライムさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「2004年にロンドンの国立海洋博物館でも見かけました。 もう20年前、初めての海外でまさかの日本語を目にして驚きでした。当時日本でもまだ傘ぽんを見たことが無かったので、その後に日本で見かけた時は感慨深かったですね。」
「グリニッジ天文台にもありました。 8年前なので、現存しているか不明ですが。 思わず写真撮っちゃいますね」
「2013年の サグラダ・ファミリア内部にも…」
「マドリードのカフェにも置いてありましたよ」
など数々の共感の声や情報提供が。
また傘ぽんの製造メーカーである村春製作所(神奈川県相模原市)の公式アカウントからも
「傘ぽんを製造している村春製作所です。 発信していただきありがとうございます。 1人でも多くの方に知って頂けるのも嬉しいのに、こんなたくさん方に使って頂けて光栄です。 これからも、傘ぽんと共に 村春製作所を宜しくお願いします 」
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という感謝のコメントが寄せられた。
教皇ノースライムさんにお話を聞いた。
ーー傘ぽんを見つけたのは?
教皇ノースライム:ロダン美術館にはパリに旅行に行った際に友人に勧められていたので行きました。「なんの説明もなくある!」と思いました(笑)。
ーー製造メーカーはじめ多くの方から反響がありました。
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教皇ノースライム:ヨーロッパの色々なところに置かれている傘ぽんの画像を見ることができて面白かったですね。メーカーさんからも反応をいただけたのも良かったです。
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日本で生まれた製品が世界中で役立てられていると思うとなんだか誇らしくなる人は多いだろう。この国がこれからも傘ぽんのように優れた製品、アイデアを生み出せる国であってくれるよう願いたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)