『知らないカノジョ』公開直前トーク&スペシャルライブイベントに出席した(左から)中島健人、milet(C)ORICON NewS inc. 歌手で俳優の中島健人(30)とシンガー・ソングライターのmilet(ミレイ)が20日、東京・武蔵大学で行われた映画『知らないカノジョ』(28日公開)公開直前トーク&スペシャルライブイベントに登壇。中島が、映画撮影時にmiletの歌で号泣した出来事を告白した。
【写真】中島健人が涙…!主題歌を熱唱したmilet 本作は、恋に落ちて8年、喧嘩(けんか)した翌朝、2人が出会わなかった世界になっていた――“もしも”の世界を描くファンタジック・ラブストーリー。大学時代に運命的な出会いをしたリク(中島)とミナミ(milet)は結婚し、それぞれの夢を追いかけるも、大人になってからの2人の生活はボタンの掛け違いばかり。そんなある日、リクが目覚めると2人が出会っていない世界線に変わっていた。
イベント会場となった武蔵大学は、本作の実際のロケ地で、主人公のリクとミナミが出会うきっかけの場所。そして、ミナミが劇中でLIVEを行う場面を実際に撮影した地で、主題歌でもあり劇中でも歌唱する「I still」をスペシャルバージョンで披露した。中島は内緒で客席に潜入し、観客にはサプライズとなる登場を果たすと、会場からは黄色い悲鳴が上がった。
その後のトークセッションで、映画撮影時のエピソードを問われた中島は「ちょうど今日と同じあたりの席で「I still」聞いていたんですが、リハーサルで涙止まらなくなっちゃって。監督に強制退場させられたんです」と告白。
「これ以上はまずいから1回帰ろうかって言われて(笑)。それぐらい、ここでmiletさんがミナミを演じて『I still』を歌うということへの力強さがやっぱり印象に残っている。それが作品にもちゃんと現れたんじゃないかなって思います」と話す。
miletも当時を回顧し「大切なシーンだから普通いるじゃないですか(笑)」と苦笑い。「でもリハでいなかったので、リクがいるはずの席をずっと眺めながら歌っていたのを思い出しました。本番、ようやくリクが来てくれて。やっぱり、いると私も歌が変わるんですよね。すごく気持ちをこめて歌えたのを覚えています」と振り返っていた。