松重豊12年から13年井之頭五郎演じた「孤独のグルメ」数少ないNGメニューは「骨のある魚料理」

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2025年03月02日 13:11  日刊スポーツ

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「劇映画 孤独のグルメ」ファイナル舞台あいさつに登壇した松重豊(撮影・村上幸将)

松重豊(62)が監督・脚本・主演の全てを務めた「劇映画 孤独のグルメ」ファイナル舞台あいさつが2日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。


席上で、12年1月にテレビ東京で深夜ドラマとしてスタートし、シーズン10を数えたシリーズの中で数少ないNGメニューが「骨のある魚料理」だと明かした。


この日は、通算31回目の登壇となる舞台あいさつで、全国290館の劇場に同時生中継でライブビューイングされ、松重はSNSと会場の観客からの質問に答えた。「孤独のグルメ」の監督も務める“ヤジくん”こと北畑龍一氏も駆けつけ、ステージ脇でトークした。同氏は、映画の劇中で遠藤憲一(63)がサプライズキャストとして出演し、主人公・善福寺六郎を演じた劇中のパロディー番組「孤高のグルメ」で、磯村勇斗(32)が演じた中川のモデルになった。


松重は「中川は彼がモデル。磯村君と、ちょっとキャラクターが違う。レギュラーシーズンで監督をやっていて、この映画では僕の監督補」と北畑氏を紹介。その上で「食べるカットに関しては、撮り直しはしない。映画に関しては一発勝負。ここだけの話ですけど実際、井之頭五郎が選ばない品種がある」と、演じてきた輸入雑貨商を営む井之頭五郎にとってのNGメニューがあると口にした。そして「撮影でやりにくいのが魚系。実は、あまりない。骨が口にバリバリ入ると、NGになっちゃう。飲み込むわけにもいかないので、魚系はメニューとして少ない」と続けた。


北畑氏は「骨問題。築地回では、ついに骨のない魚を発見したので、食べていただいた」と胸を張った。


松重は「番組は、スタッフが血眼になってメニューを探して、普段は僕が初めて初めて行って食べるのをドキュメンタリー的に撮る。映画は全然、違って僕が店もメニューも選んで1度、食べたもの」と、レギュラーシーズンと映画では食シーンの撮り方が違うと明かした。


「劇映画 孤独のグルメ」は、松重演じた五郎が、フランスに住むかつての恋人小雪の娘・松尾千秋から「子供の頃に飲んでいたスープをもう一度飲みたい」という祖父・一郎の依頼を引き受けて欲しいとパリに呼ばれ、スープ探しの旅にこぎ出す。千秋を杏(38)一郎を塩見三省(76)が、五郎が迷い込む韓国領の島のコミュニティーで暮らす志穂を内田が演じた。松重は「着替えるわけにもいかない」と、撮影現場では五郎を演じたスーツ姿のまま監督として演出し、指示を出した。

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  • 五島から漂流して韓国領土の島に行くので、またステマかと思ったが、特別出演の韓国人俳優が良い演技をしていた。
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