連合会長、自民党大会に出席=20年ぶり、夫婦別姓訴え

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2025年03月09日 16:01  時事通信社

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自民党大会で石破茂首相(左)と言葉を交わす連合の芳野友子会長(中央)=9日、東京都港区
 労働組合の中央組織、連合の芳野友子会長は9日、東京都内で開かれた自民党大会に来賓として出席した。選択的夫婦別姓制度導入に関し、「今国会で実現していただきたい」と要請。春闘が近くヤマ場を迎えることを踏まえ、賃上げに向けた支援を求めた。

 連合会長の自民党大会出席は2005年の笹森清氏以来20年ぶり。過去には非公式に打診を受けて断ったこともあるが、連合幹部は今回の対応について「賃上げが正念場なので、それを含めて判断した」と説明。芳野氏自身も来賓あいさつで「政労使が協力して内外の問題を解決していかなければならないという姿勢の表れだ」と強調した。

 連合は立憲民主、国民民主両党の支援組織。自民側には、野党陣営にくさびを打ち込む狙いもあるとみられる。

 あいさつで芳野氏は、夏の参院選を念頭に「正々堂々と政策の議論を交わし、すがすがしい戦いをできるようエールを交換する」と語った。この後、登壇した石破茂首相(党総裁)は「連合と切磋琢磨(せっさたくま)し、良い日本をつくりたい」と応じた。夫婦別姓には言及しなかった。 

このニュースに関するつぶやき

  • ユニオンとか仕組みの組織腐敗や旧弊化を眺めてため息しか出ないよねʅ(◞‿◟)ʃこいつらが食い物にする大手や官公労の組合費も中抜きされまくりなら横領有理なのかもな
    • イイネ!3
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