YOSHIKI、2025年MLB開幕戦で日米両国歌を演奏 X JAPANのYOSHIKIが、18日に東京ドームで開催されるMLB日本開幕戦 東京シリーズ「シカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャース」戦にて、日米両国の国歌をピアノ演奏することが発表された。昨年10月に受けた3度目の首の手術により長期療養中だが、今回の記念すべきイベントで手術以来初めて、公の場でパフォーマンスを行うことが決定した。
【写真あり】「精神の治療」も明かしたYOSHIKIのコメント(全文) MLBの日本での開幕戦は6年ぶり6回目の開催となり、昨年のワールドシリーズを制したロサンゼルス・ドジャースと、MLB屈指の歴史と伝統を誇るシカゴ・カブスが激突する。世界が注目するこの一戦の開幕で、YOSHIKIが日米両国歌演奏を務めることが決定。日米の強い絆を象徴するパフォーマンスとなりそうだ。
YOSHIKIはこれまでも、世界的なセレモニーや歴史的なイベントで大きな役割を果たしてきた。1999年には、天皇陛下御即位十年の奉祝曲『Anniversary』を作曲し、皇居前広場での国民式典で演奏するという歴史的な場に抜擢。2012年には、米ゴールデングローブ賞の公式テーマソングを作曲するという大役に抜てきされた。
2023年9月には、ハリウッドの象徴であるTCLチャイニーズ・シアター(ロサンゼルス)の祝典にて、自身の手形・足形を刻印。同劇場100年の歴史の中で、日本人として初の快挙を成し遂げるなど、世界的な影響力を誇る存在である。
また、ロサンゼルス在住のYOSHIKIは、2024年4月に米ドジャー・スタジアムで“日本の歴史上最も影響力のある音楽家”として紹介され、アメリカ国歌と『ENDLESS RAIN』を演奏。数万人の観客を熱狂させた。その卓越した音楽表現と国際的な評価が、今回の MLB日本開幕戦での重要な役割へと結びついた。
今回の一戦には、日本が誇るトップアスリートたちも集結。ドジャースには、昨年大リーグ史上初となる指名打者としてMVPを受賞し、2年連続3回目の受賞を果たした大谷翔平選手、山本由伸選手、そして佐々木朗希選手。カブスには今永昇太選手と鈴木誠也選手が所属。合計5人の日本人選手がプレーすることもあり、試合は大きな注目を集めている。
YOSHIKIは「この記念すべきイベントに参加できることを光栄に思います。これまでにドジャースタジアムやカーネギーホールでアメリカ国歌を演奏したことはありますが、日本国歌を生演奏するのは今回が初めてです。さらに今回は、首の手術後初のパフォーマンスとなりますが、両国の美しい国歌に敬意を表し、日米、そして世界中の人々との特別な絆に貢献できるよう最善を尽くしたいと思っています」とコメントしている。