同性婚訴訟、原告側が上告=違憲判断も賠償棄却不服―愛知
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2025年03月19日 16:01 時事通信社

同性同士の結婚を認めない民法や戸籍法の規定は、婚姻の自由などを保障した憲法に違反するとして、愛知県の同性カップルが国に損害賠償を求めた訴訟で、原告側が19日、請求を退けた名古屋高裁の判決を不服として最高裁に上告した。
名古屋高裁は7日の判決で、法の下の平等を定めた憲法14条1項などに反すると判断した一方、賠償は認めなかった。原告カップルは上告後、「各地裁判決、高裁判決のたびに国側のコメント、スタンスに傷つき続けている。引き続き国が動くよう訴えかけていきたい」とコメントを発表した。
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