警察庁と国家公安委員会の看板 警察庁は11日、2024年に自宅で亡くなった1人暮らしの高齢者が5万8044人に上ったと発表した。政府が進める「孤独・孤立」問題の実態把握の一環で同庁が調べたもので、年間集計の公表は初。結果は政府の対策に生かされる。
発表によると、24年に全国の警察が取り扱った20万4184人の遺体(自殺含む)のうち、自宅で見つかった1人暮らしの人は7万6020人。65歳以上の高齢者が約76%を占めた。年齢層別では85歳以上が最多で1万4658人。75〜79歳が1万2567人、70〜74歳が1万1600人と続いた。