ガソリン値下げ策批判=玉木氏「補助より減税を」
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2025年04月22日 20:31 時事通信社

国民民主党の玉木雄一郎代表は22日の記者会見で、ガソリン価格を新たな仕組みで1リットル当たり10円引き下げる政府の方針に関し、批判的な考えを示した。「補助より減税だ。選挙が近づいたから補助で下げようというのは姑息(こそく)だ」と指摘した。
国民民主は自民、公明両党と昨年12月にガソリン税の暫定税率廃止、今月にはガソリン価格の一定程度引き下げで合意した。玉木氏は「暫定的な措置で補助金を使うことは否定しないが、減税をいつ実施するか決めることがセットでなければ駄目だ」と語った。
暫定税率を7月に廃止する法案を提出した立憲民主党の小川淳也幹事長も会見で、政府方針を巡り「不十分だ。暫定税率廃止を求めていきたい」と強調した。
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