“脊髄梗塞”発症の佐藤弘道、復帰後初の知育絵本に思い NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』10代目たいそうのおにいさんでタレントの佐藤弘道(56)が手掛けた、体のしくみや骨と筋肉を元気にする運動遊びを伝える絵本『ホネキンシアター』(世界文化社)が10日に発売される。脊髄梗塞で活動を休止した佐藤が、復帰後に初めて手がけた書籍となる。
【書籍カット】”ひろみちお兄さん”の身体を大解剖!
本書は、「幼少期から体をバランスよく運動することが、将来の健康や成長に結びつく」をテーマに、"ひろみちお兄さん"から骨と筋肉のしくみ、丈夫な体づくりのための運動を学べる絵本。
ひろみちお兄さんの体で骨と筋肉のしくみを解説。それぞれの役割は? どうやったら動くの? などなど。イラストの通りに動けばそれぞれの役割が体感できて楽しく学ぶことができる。
さらには「ほねをじょうぶにする」「きんにくをきたえる」といった、具体的な運動メニューを掲載しており、実際にからだを動かしながら読み進めることができる。
■佐藤弘道コメント
2024年6月に「脊髄梗塞」を発症し、約一年経った今でも下半身麻痺や排泄障害があります。一生治らない病気と闘い続けています。そんな中、絵本制作のお声掛けをいただき、「体についての絵本」を提案しました。今回、私の怪我や手術の経験も初めて紹介しています。
骨と筋肉で「ホネキン」。そして、人生劇場ということで「シアター」とし「ホネキンシアター」と名付けていただきました。小さい頃から体について興味を持つことは「健康」につながります。体を支える「骨と筋肉」について、一緒に絵本を読みながら、大人も自分の体と向き合う機会になればと思っています。私は小さい頃から体を動かしていたので、運動神経がとても良かったです(今は片足立ちも出来ませんが)。そのおかげで今回の病気からの回復も人一倍早いとドクターから言っていただきました。 皆さんもこの絵本をきっかけに、体を動かして自分の体と向き合い「健康」に過ごしていただければと思います。