限定公開( 15 )
絶賛放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』。「アンパンマン」を生んだやなせたかしと暢の夫婦をモデルとした同作は、豪華なキャスト陣が放送前から注目を集めていた。竹野内豊(54)や二宮和也(41)などが同作で朝ドラ初出演を果たしたということもあり、彼らの登場を楽しみに視聴している人も多いだろう。
また、主演を務める北村匠海(27)の劇中のビジュアルは、やなせたかしさんに“生き写し”だと絶賛する声も。放送開始から約2カ月が経過し、物語が次々と新たな展開を迎えていくなか、北村をはじめとする豪華俳優たちの迫真の演技に胸を打たれた人も多いのではないだろうか。
そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、朝ドラが好きな20〜70歳の男女500人を対象に「『あんぱん』でハマリ役だと思う俳優」についてアンケート調査を実施した。
第3位は「令和の山口百恵」とも称される河合優実(24)。
ヒロイン・のぶの妹、蘭子役を演じている河合の圧倒的な演技力に絶賛の声が寄せられている。主演を務めた映画『あんのこと』で、第48回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得するなど、その演技力は折り紙つき。『あんぱん』では想い人である石工・原豪に告白されるシーンにおいて、表情や仕草の演技だけで蘭子の感情を巧みに表現し、視聴者の心を揺さぶった。
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主演だけでなく脇役でも確かな存在感を放つ河合。ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)に出演した際、脚本の宮藤官九郎も河合の演技力を絶賛したという。宮藤はバラエティ番組『伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評』(テレビ東京系)に出演した際、河合の芝居を見て出番を増やしたことを明かしている。
《演技が逸品》
《目線とか静寂の演技が上手》
《表情や声の出し方の間など、とにかく演技が上手いから》
《姉妹を思いやる姿、豪への愛を、表情・仕草で伝える演技が素晴らしい》
第2位は、笑った顔も泣き顔も魅力的な今田美桜(28)。
2021年に放送された『おかえりモネ』で朝ドラデビューを果たした今田。『あんぱん』のヒロインオーディションでは、朝ドラ史上最多となる3365人の中から朝田のぶ役に抜擢された。「はちきんおのぶ」とも呼ばれる勝気で男勝りな役柄を自然体で好演。「はちきん」とは快活で気の良い、男勝りな女性を指す高知弁だが、今田の明るいキャラクターが見事にのぶとマッチしている。
同作の見どころは、今田のはつらつとした演技だけではない。北村匠海演じる柳井嵩とのやり取りのほか、蘭子から激昂されて大粒の涙を零したシーンでの“泣き”の演技も高く評価されている。
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《元気な主人公の様子と合っているから》
《とてもはつらつとしていて、はちきんにふさわしい》
《かわいいし男勝りなところも似合っててすごい》
《とても自然な演技で引き込まれるから》
第1位は、どんな役も自分のモノにする個性派俳優・阿部サダヲ(55)。
「ヤムおんちゃん」こと屋村草吉を演じている阿部。風来坊のパン職人という謎の多い人物ながら、家計が窮地に追い込まれた朝田家をあんぱん作りで支えるという、救世主のような面も。草吉のいい加減さと優しさを絶妙なバランスで演じられるのは、阿部の演技力の幅広さゆえだろう。
パン職人を演じるにあたり、阿部は千葉県佐倉市に店を構えるパン作りの達人・竹谷光司氏から指導を受けたという。パン作りにおいても阿部は思いがけない才能を発揮。竹谷氏は本誌の取材で、「パン生地を捏ねて丸めるのは、いざやってみると初心者にはなかなか難しい。でも阿部さんは、たったの一回で成功していた」と、阿部の筋の良さを絶賛していた。
《演技がうまいし個性的で見ていて楽しい》
《いい加減さと優しさが入り混じったところがマッチしていていいと思う》
《コミカルさとシリアスさが丁度良いバランスだから》
《俳優が持っている個性と役柄がぴったりで、他に代えがたい》
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