6日頃をピークに30℃以上の真夏日地点が急増 暑さ対策を万全に 熱中症の症状とは

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2025年06月03日 10:08  日本気象協会

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日本気象協会

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明日4日(水)以降は、九州から東北の内陸の地域を中心に最高気温30℃以上の真夏日が続出。7日(土)以降は蒸し暑くなるため、熱中症対策は万全に。

所々で30℃以上の真夏日 週後半は蒸し暑く

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明日4日(水)は、天気が回復する九州から東北で気温が上昇。全国のアメダスの約半数の地点で、最高気温が25℃以上の夏日となる予想で、静岡や甲府などで30℃以上の真夏日になるでしょう。5日(木)と6日(金)は真夏に流れ込むような暖かい空気が北日本まで北上。各地で暑さが続き、東京都心の最高気温は29℃の予想です。 気温の上がり方が早く、暑さを感じる時間も長くなるでしょう。

7日(土)は次第に湿った空気が流れ込むため、蒸し暑さが増してきます。8日(日)以降は前線が本州付近にのびて、九州から関東を中心に雨が降るでしょう。雨でも日中の気温は25℃以上の所が多く、大阪や名古屋は30℃近くまで上がりそうです。朝晩も気温が高めとなるでしょう。沖縄は、梅雨明けしたかのようなジリジリとした日差しが照りつけます。7日(土)以降、那覇の最高気温は連日30℃を超えるでしょう。

熱中症情報 「警戒」の日が増える 那覇は「危険」も

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熱中症情報を見ると、東京は「警戒」の日が多くなります。6日(金)以降は、九州から東海、北陸、東北も「警戒」の所が増えてきます。日常生活の中でも熱中症の危険性があり、こまめな水分補給やエアコンの使用など、対策が欠かせません。週の後半は蒸し暑さが増すため、いっそう警戒が必要です。

那覇は、8日(日)から「危険」となっています。暑い時間帯の外出はなるべく避け、室内では昼夜を問わずエアコンなどを使用して、部屋の温度を調整してください。

熱中症の症状とは?

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熱中症には、様々な症状があります。

はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。

他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。

症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。

応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。

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  • 6日に北海道大地震が起きたりしてね! 急激な気温上昇も引き金になる。
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