万博「空飛ぶクルマ」“新機種”披露・7月登場へ 「客席にお座りいただくことが」【概要】

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2025年06月11日 14:50  ORICON NEWS

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大阪・関西万博 空飛ぶクルマ「Midnight」(C)Archer Aviation Inc.
 2025年日本国際博覧会協会(万博協会)は11日、大阪・関西万博で空飛ぶクルマ新機種の「実機サイズ・モデル機体」を7月に展示すると発表した。

【写真】万博 空飛ぶクルマ 離着陸のイメージ

 機種は、米Archer社のeVTOL「Midnight」。住友商事と日本航空が共同設立した株式会社Soracleがデモ飛行を実施予定だったが、万博開幕前に断念したと報じられたもの。

 実機サイズの機体は、会場内のモビリティエクスペリエンス(空飛ぶクルマの離発着エリア)で7月5日〜15日に展示される。「この展示では、モデル機の客席にお座りいただくことができるほか、関西地域での空飛ぶクルマの運航イメージの紹介等が行われます」とし、「なお、体験・観覧には当日登録が必要ですのでご注意ください」と呼びかけた。

 空飛ぶクルマをめぐっては、複数の事業者が、来場者を乗せた運航を目指していたが、万博本番では、デモ飛行や展示に切り替えた。デモ飛行は、4月26日にトラブルがあり、その後中止となっている。展示は「空飛ぶクルマ ステーション」でも行われている。

 新たな、機体展示の概要は以下の通り。

■名称:Future Sky Experience(フューチャー・スカイ・エクスペリエンス)
■実施者:株式会社Soracle
■期間:2025年7月5日(土)〜7月15日(火)
■場所 :モビリティエクスペリエンス(L04)内 EXPO Vertiport 格納庫
■内容
・空飛ぶクルマ “Midnight” 実機サイズ・モデル機体(展示・客席体験)
 ※好天時には、機体を屋外に設置予定
・Soracle 会社紹介、将来の運航イメージ、空飛ぶクルマの概要(パネル・映像展示)
・機体開発の取り組み (映像展示)他
・所要時間 約50分 展示場内は自由観覧
・予約方法 当日登録のみ。

■空飛ぶクルマ “Midnight” 概要
Archer社が設計・開発する5人乗り(旅客4名+パイロット1名)、固定翼・ベクタードスラスト型のeVTOL。当該機は米国における試験飛行の実績を重ねており、FAA(連邦航空局)及びその他各国の航空当局からの型式証明取得、2026年以降にUAE(アラブ首長国連邦)などでの商用運航の実現を目指している。
【運航性能】最高速度240km/h・航続距離160km・最大積載量454kg
【機体寸法】全長約10m、全幅(翼長)約15m、全高約4m

このニュースに関するつぶやき

  • クルマと言い張ってるのは誰?どこ?制御できてるから安全と言い張ってるが、いずれ必ず事故が起きてその時に大問題になる絵面しか思い浮かばん。
    • イイネ!15
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