横浜FMは青森県代表に敗れて天皇杯2回戦で敗退 天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会・2回戦が11日に行われ、横浜F・マリノス(J1)とラインメール青森(青森県)が対戦した。
過去7度の天皇杯制覇を誇る横浜FMと、1回戦でBTOP北海道(北海道)を撃破した青森による一戦は、序盤から横浜FMが多くのチャンスを作るも、青森がGK廣末陸を中心に粘り強い守備を見せる。すると35分、味方のスルーパスに抜け出したルイス・フェルナンドがサンディ・ウォルシュに倒されて青森がPKを獲得。キッカーのGK廣末が朴一圭の逆を突いてネットを揺らし、劣勢の中で先制に成功した。
45+1分にはGK廣末からの鋭いロングフィードを収めた佐久間駿希が右サイド深い位置からグラウンダーのクロスを供給し、ファーサイドに流れたボールをルイス・フェルナンドが押し込み、青森がリードを2点に広げた。
まさかの展開となった横浜FMは後半開始と同時に3枚替えを敢行し、攻勢を強める。しかし、青森のブロックの外側でボールを回す時間が続き、なかなかボックス内に割って入ることができない。攻めあぐねる展開の中、青森のカウンター攻撃を度々浴びてピンチを迎えるが3点目は許さず、0−2というスコアのまま時計の針が進んでいく。
試合はこのまま0−2で終了し、“下克上”を達成した青森が3回戦へ駒を進めた。
【スコア】
横浜F・マリノス 0−2 ラインメール青森
【得点者】
0−1 37分 廣末陸(PK/ラインメール青森)
0−2 45+1分 ルイス・フェルナンド(ラインメール青森)