
■MLB ドジャース ー ナショナルズ(日本時間23日、ドジャー・スタジアム)
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ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのナショナルズ戦に“1番・DH兼投手”の“二刀流”で出場し、8回の第5打席で8試合ぶりとなる26号を放った。前日22日のロッキーズ戦でE.スアレス(33、ダイヤモンドバックス)が25号を放ち、本塁打王争いナ・リーグトップに並ばれた大谷だが突き放した。この一発で日米通算299号をマークし、メモリアルの日米通算300号に王手をかけた。二刀流でホームランを放つのは2023年8月24日以来となった。
ナショナルズの先発はM.ソロカ(27)、昨季、1度だけ対戦し四球。ほとんどデータのない投手との対戦となった。前回17日の登板後に「体がずっとあったまってゲームに入ってる状態で、感覚的にはやっぱりDHよりスムーズに過ごせる感じはしますね」と話していた大谷。
登板後にすぐに打撃の準備をして、すぐに打席に向かうと1回の第1打席は空振り三振、3回の第2打席はスラーブで空振り三振、6回の第3打席は四球。7回の第4打席、満塁のチャンスでナショナルズ3人目、R.ルータス(26)から走者一掃の3点タイムリースリーベース。
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そして、8回の第5打席、甘く入ってきたボールを逃さずにフルスイング、完璧にとらえると打球はスタンドへ。フェンスギリギリの打球だったが、ファンの手に当たり、グランドへ戻った。VTR検証して、ホームランの判定、8試合ぶりの26号ホームラン、二刀流でホームランを放つのは2023年8月24日以来、約2年ぶり、ドジャースでのユニホームでの二刀流アーチに本拠地のファンは大歓声をあげた。
今季チーム79試合目で26号に到達し、シーズン53.3本ペースに。84試合目で26号をマークした昨季より5試合早いが、54本塁打を放った昨季のペースを下回っている。