射撃訓練中に巡査2人けが　発砲した弾が跳ね　愛媛県警察学校

　愛媛県警察学校（松前町）の建物内で3日、拳銃の射撃訓練中に、発砲した弾が跳ね、女性巡査2人に当たり、けがをする事案が発生した。

　県警によると、3日午後3時40分ごろ、10代の女性巡査が標的に向かって発砲。射撃場内で弾が跳ね、別の20代の女性巡査の右太ももに当たった後、発砲した女性巡査の左太ももに当たった可能性が高いという。2人とも当たった箇所が腫れる程度の軽傷だという。

　県警が把握している同様の事案は2008年以降、初めてだという。射撃訓練については「職務執行には不可欠な訓練として、安全管理を徹底して実施していく」とコメントした。弾が跳ねた原因などを調べる。【田中祐子】