シドニー店のページより
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ傘下の高級免税グループ「DFS」が、オーストラリアとニュージーランドから撤退すると複数の海外メディアが報じた。オークランド空港店を含む全ての「Tギャラリア」の店舗を9月末までに閉鎖し、30年にわたって展開してきたオセアニア地域での事業を終了するという。
旅行業界向けのメディア「Moodie Davitt Report」によると、この決定はDFSグループのCEOを務めるEd Brennanへの独占インタビューで明らかにした「店舗網見直しの一環」だという。オセアニア地域ではオークランド空港店のほか、クイーンズタウン店、シドニー店を出店している。
DFSグループはこのほか、サイパン国際空港店や、ヴェネツィアの「T フォンダコ デイ テデスキ」店を閉鎖。一方で、インドネシアにはジュアンダ国際空港とスカルノハッタ国際空港に2店舗を出店するなど、DFSの再編を進めている。