参院比例投票先、参政が3位浮上=「野党過半数」期待多く―時事世論調査【25参院選】

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2025年07月18日 08:09  時事通信社

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参政党の神谷宗幣代表=3日午前、東京都中央区
 時事通信の7月の世論調査で、20日投開票の参院選比例代表でどの政党に投票するか尋ねたところ、トップは自民党の20.9%だった。ただ、6月の調査からは3.6ポイント減少。参政党は前月比3.4ポイント増の6.9%とほぼ倍増し、6位から3位に急浮上した。

 2位の立憲民主党は前月から0.8ポイント伸ばし9.1%。以下、国民民主党6.1%(前月比0.1ポイント増)、公明党4.9%(同0.9ポイント増)、れいわ新選組3.6%(同0.5ポイント増)、日本維新の会2.7%(同1.7ポイント減)、日本保守党2.3%(同1.6ポイント増)、共産党1.9%(同0.3ポイント減)、社民党0.9%(同0.4ポイント増)の順だった。「投票しない・分からない」は38.2%。

 年代別に見ると、18〜29歳は国民民主の13.4%が最も多く、参政12.5%、自民10.7%と続いた。30代以上は全年代で自民が首位だった。

 参院選の結果、参院全体の議席がどうなってほしいか尋ねたところ、「自民、公明両党で過半数を占める」は31.1%で、「野党で過半数を占める」の42.5%を下回った。参院選後の望ましい政権の枠組みは「自公両党に野党の一部が加わった政権」が36.1%で最多。「野党による政権」が24.7%で続き、「自公両党による政権」は18.6%にとどまった。

 主な争点である物価高対策に関し、給付金と消費税減税のどちらが望ましいか聞くと、「消費税減税」の67.4%が「給付金」の21.5%を大きく上回った。投票先を決める際にSNS情報を重視するかどうかとの質問には、22.8%が「重視する」、64.8%が「重視しない」、12.4%が「どちらとも言えない・分からない」と答えた。

 調査は11〜14日、全国の18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は59.0%だった。 

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