今日22日は「大暑」 暦通り猛烈な暑さ 38℃予想も 午後は急な激しい雷雨に注意

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2025年07月22日 05:40  日本気象協会

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今日22日は二十四節気の1つ「大暑」で、一年で最も暑さが厳しい頃です。暦通りに猛烈な暑さとなるでしょう。最高気温は、北海道から九州にかけて平年を上回り、猛暑日(最高気温35℃以上)が続出しそうです。北海道や九州では38℃と体温超えの暑さも。熱中症に警戒が必要です。また、午後は大気の状態が不安定になるため、急な雷雨や激しい雨に注意が必要です。

今日22日は「大暑」 暦通りに猛烈な暑さ

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今日22日は二十四節気の1つ「大暑」で、一年で最も暑さが厳しい頃です。暦通りに猛烈な暑さとなるでしょう。日本列島は暖気(特に北海道では平年より10℃前後高い)に覆われ、日中は強い日差しが照り付ける見込みです。

最高気温は、北海道から九州にかけて平年を上回るでしょう。北海道でも東部を中心に猛暑日(最高気温35℃以上)が続出し、北見市では38℃と体温超えの暑さになりそうです。仙台市や名古屋市、大阪市、広島市など東北から九州では、猛暑日が続出し、福岡県久留米市では38℃まで上がりそうです。

広く危険な暑さとなるでしょう。熱中症に厳重な警戒が必要です。

午後は内陸を中心に急な雷雨に注意 局地的に非常に激しい雨も

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気温の上昇や上空の寒気、湿った空気の影響で、午後は大気の状態が非常に不安定になりそうです。発雷確率をみますと、特に関東甲信周辺でピンクや赤色が表示され、高い確率となっています。

内陸を中心に所々で雨雲や雷雲が発達し、局地的には激しい雨(1時間30ミリ以上50ミリ未満)や非常に激しい雨(1時間50ミリ以上80ミリ未満)が降るでしょう。道路の冠水や落雷、突風に注意が必要です。

だれでも簡単! 脱水状態のチェック方法

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熱中症の予備軍ともいえるのが「脱水状態」です。体の中で、水分が少なくなっているのを判断するには、次の2つの方法がおススメです。

1つめは、皮膚をつまみ上げて、脱水状態をチェックする方法です。手の甲の皮膚をつまみ上げた後、放してみましょう。もとに戻るのに、2秒以上かかれば、脱水状態になっている可能性があります。これは、高齢者が脱水しているかどうか、周りの人でも確認しやすい方法です。

2つめは、爪を押して、隠れ脱水症をチェックする方法です。手の親指の爪を、逆の手の親指と人差し指でつまんでみてください。つまんだ指を離した時、白くなった爪の色が、元のピンク色に戻るのに3秒以上かかれば、脱水症を起こしている可能性があります。

もし脱水状態になった場合は、スポーツ飲料などで水分補給を心がけてください。

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