
台風9号は今週末に関東や東海に接近する恐れがあります。台風の進路の予測にはまだ幅がありますが、沿岸部を中心に雨や風が強まる可能性があり、最新の情報に注意が必要です。一方、九州から東海ではこの先1週間も危険な暑さが続き、40℃に迫る暑さの所があるでしょう。ただ、来週後半からは曇りや雨の日が増えて、猛暑は少し収まる所が多くなりそうです。
台風9号は2日(土)から3日(日)にかけて関東や東海に接近の恐れ
台風9号は、30日(水)午前9時現在、父島の北約210kmでほとんど停滞しています。台風の動きが遅く、小笠原諸島では31日(木)にかけて台風の影響を受けるでしょう。うねりを伴った高波や土砂災害に警戒してください。
台風9号は8月1日(金)頃から北よりへ進み、予報円の中心を進めば、2日(土)には暴風域を伴って伊豆諸島近海へ、3日(日)頃は関東の東を進む予想です。まだ予報円が大きく、進路の予想に幅がありますが、関東や東海に台風が接近し、台風の暴風域に入る可能性があります。
台風の進路次第では、沿岸部を中心に雨や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。最新の台風情報にご注意ください。
なお、西日本から北日本の太平洋側では台風9号のうねりが到達し、太平洋側では波浪注意報が発表されている地域があります。海のレジャーは台風が近づく前から注意が必要です。
九州から東海を中心に危険な暑さが続く
九州から東海を中心に危険な暑さが続くでしょう。最高気温は37℃から38℃と体温並みや体温超えの暑さの日が多い見込みです。岐阜市では1日(金)や4日(月)、5日(火)は39℃と40℃に迫る暑さでしょう。名古屋市でも8月1日(金)は39℃まで上がる予想です。大分県日田市では2日(土)から4日(月)にかけて40℃が予想されています。熱中症に厳重な警戒が必要です。
関東や東北の太平洋側では8月1日(金)頃からは台風の接近に伴って、北よりの風が吹き、猛暑は少し収まりそうです。ただ、蒸し暑さは続きますので、引き続き暑さ対策は必要です。
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8月7日(木)から曇りや雨のすっきりしない天気の日が増える
太平洋高気圧の本州付近への張り出しは弱まるでしょう。7日(木)頃からは本州付近では湿った空気や気圧の谷の影響で、曇りや雨の日が多くなりそうです。強い日差しが遮られて、猛烈な暑さは収まる所が多くなるでしょう。蒸し暑さは続きますので、引き続き熱中症にご注意ください。
沖縄では晴れる日が多くなりそうです。