立民、参院選「事実上の敗北」＝総括決定、代表責任論も

2025年08月26日 17:31 時事通信社

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立憲民主党の臨時常任幹事会であいさつする野田佳彦代表（中央）＝２６日午後、国会内

　立憲民主党は２６日、７月の参院選について「事実上の敗北と言わざるを得ない」と明記した総括を決定した。「重大な危機感を持ち、抜本的な体制の見直し」を行うことも盛り込んだ。野田佳彦代表は執行部刷新も視野に、秋に想定される臨時国会までに党の立て直しを図る考え。ただ党内には野田氏の責任論もくすぶる。多党化も進む中、「政権交代」に向けた展望は依然見通せない。

　２６日の臨時常任幹事会で総括文書を正式決定した。１９日の常任幹事会で文案を示したものの、改選２２議席を維持するのにとどまった選挙結果に、党内から野田氏の責任を問う声が続出。「敗北」の文言を盛り込むなど内容を修正した。　